当社は、2025年1月に発生した埼玉県が管理する中川流域下水道での下水道管破損による県道道路陥没事故において、事故発生当初より、現場および関連施設向けに薬剤を通じた臭気対策・環境衛生保全ソリューションを継続的に提供しています。
本事故では、下水に由来する硫化水素等の臭気への配慮が求められる状況が続いており、当社はこれまで、周辺地域の生活環境への配慮を最優先としつつ、現場における作業環境衛生の確保にも配慮した臭気対策を実施してきました。
このたび当社では、日本コンセプト株式会社の協力を得て、臭気対策薬剤の供給および運用体制をアップデートしました。タンクコンテナを活用した薬剤供給により、運用の省力化・省人化を進めることで、年末年始等の長期休暇期間においても、通常と変わらない環境衛生対策を実施できる体制を構築しています。
事故対応および復旧工事が長期化する中で、当社では、臭気対策・環境衛生保全を継続的かつ安定的に実施するため、長期休暇でも安心安全の運用体制の検討を進めてきました。とくに、周辺地域への配慮を継続しながら、現場作業に関わる人員の負担を抑えることは、重要なテーマの一つでした。
こうした課題に対応するため、当社は日本コンセプトの協力を得て、臭気対策薬剤の供給体制を含めた運用の効率化を図っています。タンクコンテナを活用した薬剤供給により、補給作業の頻度低減や作業工程の簡素化を進めることで、臭気対策全体の省力化・省人化を実現しています。
これにより、年末年始等の長期休暇期間でも安定した臭気対策の実施と環境衛生保全の品質を維持する体制強化が実現しています。
日本コンセプトのタンクコンテナのイメージ写真
両社は約15年前、⽇本コンセプトの⼯務部⾨での臭気問題改善の相談をきっかけに接点が⽣まれました。⽇本コンセプトは化学品輸出⼊物流向け、当社は⾃治体・ゼネコン・設備会社向けと業界は異なりますが、薬剤・化学品取り扱いの専⾨性を軸に信頼関係を継続してきました。今回の事故対応は、その⻑年の技術交流を背景とした連携プロジェクトとなっています。
このような連携体制は、現場作業の負担軽減と周辺地域への配慮を両立させるための基盤となっており、無臭元は今後も関係各社と協力しながら、環境衛生保全に取り組んでまいります。